福島県を中心に235店舗を展開する食品スーパーのヨークベニマル(郡山市)が栃木県宇都宮市のJR宇都宮駅東口で再開発が進められている複合ビルに出店にすることが明らかになりました。オープン予定日は2022年夏頃になる見込みです。
今まで広い土地が確保できる郊外や住宅地に出店してきたヨークベニマルが、人口50万を超える大都市駅前での出店ということで注目が集まります。
目次
<宇都宮駅東口再開発事業とは?>
野村不動産を中心とした企業グループが総工費455億円をかけて再開発する事業です。
建設される施設は
・複合施設棟①…………地上14階、商業・ホテル(1Fヨークベニマル)
・複合施設棟②…………地上27階、商業・ホテル
・高度専門病院…………地上_7階、100床
・分譲マンション………地上15階、110戸
・コンベンション施設…地上_4階、大ホール・中ホール等
・自転車駐車場…………地上_3階
・交流広場………………3層、延べ約6,000㎡
<栃木県内のヨークベニマル事情は?>
現在、ヨークベニマルは栃木県内で32店舗を展開しており宇都宮市内では11店舗が営業しています。その多くの店舗が宇都宮環状道路付近に展開している郊外型の店舗となっています。直近で言えば2021年2月に宇都宮市の中心市街地「今泉町」に都市型小型店「ヨークベニマル今泉店」を開店させています。これからの更なる少子高齢化を見据え、生活の利便性を考えた都心回帰が進む可能性があるとみて、ヨークベニマルとしても都市部への新たな出店計画を検討していくものと思われます。ヨークベニマルの新たな挑戦が始まります。
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