ヨークベニマル/マックスバリュ東北/カスミ・8月の月次売上高は各社共に既存店売上高がマイナスに
セブン&アイ・ホールディングスが発表した主要事業会社の月次営業情報によると、8月のイトーヨーカ堂の既存店商品売上は前年同月比2.0%減、客数2.7%減、客単価0.8%増となった。ヨークベニマルの既存店は、売上高1.5%減、客数1.6%減、客単価0.1%増。全店売上は0.0%となった。
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セブン&アイ・ホールディングス主要事業会社の月次営業情報PDFファイル
イオンが発表した8月度連結営業概況によると、スーパーマーケットの既存店は、マックスバリュ北海道が2.0%増、マックスバリュ東北1.8%減、マックスバリュ東海1.8%減、マックスバリュ中部0.8%増、マックスバリュ西日本5.6%減、マックスバリュ九州0.7%増、USMH1.7%減だった。
ドラッグストアを展開するウエルシアホールディングスは、既存店7.8%増、全店12.6%増となり好調を維持している。ミニストップの既存店は、0.6%増だった。
また、イオングループで茨城県つくば市に本社を構えるスーパーマーケット「KASUMI(カスミ)」の8月度販売実績によると、総売上高は242億2100万円となっており、既存店は、売上高2.4%減、客数1.5%減、客単価0.9%減だった。
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全体的の見て各社スパーマーケット事業の不振が続くなか、ドラッグストア事業、コンビニエンスストア事業は好調に推移している。10月には消費税の税率引き上げを控え、食品に関しては税率が据え置かれるものの全体的に消費者の消費意欲が抑制されると予想され、今後もスパーマーケット各社の苦戦が強いられる。果たしてスーパーマーケット業界の「勝ち組」になれるのはどこか?今後の動向に注目したい。
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