ヨークベニマルのスキャンカートを使ってみた!

ヨークベニマルスキャンカート

スーパーマーケットに買い物に行って一番ストレスに感じることは精算時のレジ待ちではないでしょうか。

最近ではフルセルフレジを導入する店舗も増え精算時のスピードアップに繋がっていますが、それでも時間帯によっては長いレジ待ちの行列が発生します。

そこで「レジ待ち問題」を解消するために登場したのが「スキャンカート」です。

スキャンカートは買い物のをしながら自分で商品をスキャンし最後に専用レジで一括精算する仕組みです。

ヨークベニマルでは「スキャンカート」の実証実験を2019年より「片平店」で開始しましたが、2022年7月6日にヨークベニマル八山田店で本格的に導入されたとの噂を聞き早速行ってきました。

今回は僕がスキャンカートを実際に使用して思ったことや感じたこと、使用方法や注意点をレポートしていきたいと思います。

スキャンカート

ヨークベニマルのスキャンカートは?

外見は白を基調としたショピングカートにタブレット端末が付いている近未来的でスタイリッシュなデザインです。

ヨークベニマルが導入したスキャンカートは業界では「スキャン&ゴー方式」と呼ばれ、客自らが商品バーコードをスキャンしながら買い物をし最後に専用レジで一括して精算するシステムです。

イメージ的にはフルセルフレジの作業をショッピングカートで行う感じです。

スキャンカート

スキャンカート

ヨークベニマルのスキャンカート使用方法は?

はじめにマイバスケットやマイバック、店内の買い物カゴをカートにセットしタブレット端末の「買い物をスタート」の項目をタップしてスタートとなります。

スキャンカート

ここでの注意点は必ずマイカゴ、マイバックをセットしたら「買い物をスタート」ボタンを必ずタップすることです。

もしタップしなければ商品のスキャンができないのと、未スキャンの商品をセットしたマイバックに入れても重量センサーが感知せず不正行為(万引き)になってしましまう恐れがあるので必ず「買い物スタート」ボタンを押してから買い物を始めましょう。

スキャンカート

必ず「スタート」ボタンを押ましょう

商品のバーコードをタブレット端末でスキャンしながらセットしたマイバスケットやマイバックに商品を入れていきます。

スキャンカート

商品をスキャンしてカゴに入れて直ぐに動くと「重量を計測中です。カートを静止させてください」のエラー表示とアラームがなるので、商品をカゴに入れたら一呼吸置いてからカートを動かしましょう。アラームがなると周から注目され少し恥ずかしいです。

スキャンカート

僕はこの時点でスキャンはしたが未精算の商品をマイバックに入れることに不正行為が疑われないか多少不安がありましたが、最後にスキャンした商品を一括精算するシステムなので全然問題はありません。スキャンしてどんどん入れましょう!

またスキャンをし忘れたり、意図的にスキャンしない商品を入れた場合(万引き)はカートの重量センサーによって感知されアラームが鳴る仕組みになっていて、この警報音が鳴れば近くにいるスタッフに声をかけられカゴの中身を確認されるので注意しましょう。

一度スキャンをした商品を返品したい場合は、タブレットのキャンセル項目より再度スキャンして棚に戻せばOKです。

最後はスキャンカート専用レジでタブレット上に表示されたQRコードを読み取って精算機で支払いを済ませます。ナナコカードも使えます。

スキャンカート

一括精算時のQRコードです。これを専用レジで読み込みます

ここでの注意点はいちにさんの市で発行される割引券や商品券を使用する場合はスキャンカートレジ担当スタッフに声をかけて、レジでスタッフにしかできない裏メニューの操作をしてもらわなければいけません。

買い物が終えたらスキャンカートを所定の場所に置く必要があり、車の近くまでといった店外への持ち出しは厳禁なのでご注意ください。

また衣料品や医薬品の購入にはスキャンカートを利用できず、ペースメーカーを装着されている方も利用を控えるよう注意喚起しています。

以上がスキャンカートを使用する注意点と一連の流れになります。

ヨークベニマルのスキャンカート使用して感じた良い点は?

  1. 最後の精算が短時間で済む。
  2. マイバック、マイバスケットをセットすれば購入した商品の袋づめ作業がなくなる。
  3. 購入金額の累計を確認しながら買い物ができる。
  4. 特売のチラシをタブレット画面で確認することもできる。
  5. 買い回りがゲームやアトラクション的な感覚で楽しくなる。
  6. スタッフとの接触も少なくコロナ対策にもなる。

1に関しては、もしスキャンカートを使用している人が一気に集中した場合は多少待ち時間が発生するかもしれませんが、通常の有人レジやフルセルフレジよりも断然早く精算を済ませられると思います。

スキャンカート専用レジ

スキャンカート専用レジです。八山田店には4台設置してありました。

2に関してはマイバスケットやマイバックを持っていない人は店内買い物カゴを使用するので一括精算した後にサッカー作業(袋づめ)をしなくてはいけません。

3は購入した商品の内容と累計金額がタブレットに表示されるので予定金額以上の買い過ぎを防止する効果もありますが、最大の利点は「いちにさんの市」で3000円ごとに300円の割引券が発行されるキャンペーンの時です。リアルタイムで累計金額が確認できるので、中途半端な合計金額で割引券がもらえなかったという後悔をすることがなくなります。今までは電卓片手に買い物をしている人の姿も見られました。

スキャンカート

買い物途中でもリアルタイムで合計金額が表示されます。

4は特売チラシは店頭にも置いてありますが、手に持たなくてもタブレット画面で確認することができ便利です。

スキャンカート

タブレットの画面でチラシを見ることができます。

5は特に小さいお子さんはスキャンしてカゴに入れる作業を楽しみながら買い回りできると思いました。

6は特に衛生面に神経質な人にとっては大きなメリットでコロナ対策にもなります。

ヨークベニマルのスキャンカート使用して感じたデメリットは?

  1. 買い物カゴ1つ分の量しか買い物ができない。

これに尽きると思います。

買い物カゴが一つしかセットできないので飲料を箱買いする人やカゴに入らない大きな商品を購入する人、買い物カゴが2つ以上になる人はスキャンカートが使用できません。

大量に買う人ほど精算に時間がかかる為、スキャンカートを使用したくなると思いますが現状のシステムでは無理のようで今後改善される事に期待したいと思います。

スキャンカート

買い物カゴ1つ分しか買うことができません。

 

ヨークベニマルのスキャンカート使用してみてのまとめ

スキャンカートを本格的に導入することにより我々客側としても利便性が向上し、企業側としても人件費の抑制などにもつながりメリットが大きいいと思われますが、費用対効果は?ランニングコストは?閉店後には毎日全台充電しなくてはならずスタッフの労力も増えると思います。

スキャンカート

閉店後に充電されるスキャンカート。

7月10日現在、八山田店と日和田店に導入されていますが7月28日には富久山店にもスキャンカートが導入される予定です。

この3店舗は今年の8月にオープンする「トライアル郡山八山田店」と商圏が重なり競合する店舗で、スキャンカートを導入したのも競合店対策の一つだと考えられます。

トライアルでも多くの店舗でヨークベニマルと同じ「スキャン&ゴー方式」のスキャンカートを導入しており、利便性の差別化をなくすためにも先行して八山田、日和田、富久山の3店舗に導入されたことが予想されます。

最初は慣れていないので戸惑いもありましたが、実際使用してみると意外と簡単でスキャンカートの便利さが実感できました。

僕自身あれば積極的に使用すると思いますが、なければないで全く問題がなく、あえてスキャンカートがあるからという理由でそこに買い物に行くことはないですね。重要なのは「お店の魅力!」です。

ということで、皆さんも是非一度ヨークベニマルのスキャンカートをお試しください。

※今回の記事はシステムに関して憶測の部分もあり正確性に欠ける場合があります。

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