伊達郡桑折町が今年3月から福島蚕糸跡地利活用の提案を民間事業者から募集していましたが結果、福島市を中心にスーパーマーケット事業を展開す「株式会社いちい」と福島市内で4箇所のこども園(保育園)を運営する「社会福祉法人松葉福祉会」の共同提案が最優秀者として選定されました。
目次
福島蚕糸跡地の利活用提案内容
地元新聞記事によるといちいがスーパーマーケットと宿泊が可能なアウトドア施設を整備し、松葉福祉会は認定こども園を開設する計画です。いちいが手掛ける新事業のアウトドア施設運営はグランピングエリアとオートキャンプ場、フリーサイトエリアに分かれて整備される予定です。2023年(令和5年)4月オープンを目指しています。
福島蚕糸跡地の場所
福島県北部、JR桑折駅から約500mの桑折町中心部に位置し、周囲は戸建住宅が密集している住宅街になっています。福島蚕糸跡地から西に約500m地点に2019年に新たしく建て替えられてリニューアルオープンした「コープふくしま桑折店」が営業しており、いちいがオープンすれば競合店として商圏も重なり苦戦を強いられることが予想されます。
まとめ
今回の福島蚕糸跡地利活用提案の「最優秀者」は株式会社いちい、社会福祉法人松葉福祉会に決定し優先交渉権を得ましたが、次優先交渉権者として福島県相馬市と宮城県南部に17店舗のスーパーマーケットを展開するフレスコ株式会社(本社:相馬市)、福島市を中心に13店舗のドラッグストアを展開している株式会社ハシドラック(本社:福島市)の2社による共同案が選定されています。
昨今のコロナ禍により密にならないアウトドアが全国的に人気を集めている中、スーパーいちいのアウトドア新事業が注目されます。スーパーマーケットとアウトドア施設を融合させた複合施設は今までに聞いたことがない斬新なアイディアであり、そこに保育園を併設するなどを含め、ネット上では様々な意見があるようですが、今後の桑折町の更なる発展に繋がっていく事と思われます。また福島県北部エリアでは東北最大の規模になる「イオンモール北福島(仮称)」も2024年春に開業予定で、ますます注目が集まります。
福島蚕糸跡地を見てきた!YouTube動画です
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