現在、郡山市西部の郊外にJA福島さくら(郡山市)が運営する農産物直売所「あぐりあ」の建設工事が進められています。
オープンは2021年春頃を予定し総事業費が6億円という大規模な出店計画となっています。
目次
<JA福島さくらの大型直売所「あぐり」の出店場所と商圏概要>
郡山市西部郊外、郡山南インター線沿いの「郡山カルチャーパーク」入り口に隣接する場所での出店となります。
周囲は広大な田園地帯になっていますが、郡山南インターチェンジや郡山市地方卸売市場が近いことから今後開発が予想される地域です。
過去には市内中心部にある開成山野球場の移転候補地とされていた地域で、また郡山南インター線と交差する国道4号バイパス沿いに大型のショッピングモールが建設されるという噂もありました。
以上のことから今後大規模な開発が予想される地域でもあり、郊外でインターチェンジも近いことから交通の便も良く遠方からの集客も見込める場所です。
<JA福島さくらの大型直売所「あぐりあ」の概要>
建物の建築面積は1500m2で200台分の駐車スペースを完備します。
スーパーマーケットの出店で考えてみると店舗面積が1000m2を超える場合を「大規模小売店舗」と決められ都道府県への届出義務が生じます。
ということは今回建設中の直売所は大型のスーパーマーケットと同規模であることが伺えます。
「あぐりあ」の名称には農産物を通して交流を生む複合施設として地域の活性化を図る意味が込められ、オープンキッチンスペースやレストランも併設されるようです。
<まとめ>
JA福島さくらは郡山地区に2店舗、田村地区に1店舗、いわき地区に4店舗の計7店舗の直売所を展開しています。
昨今、道の駅やJA直売所には安くて新鮮な農産物を求めて遠方からでも消費者が殺到している現況があり、直売所に対する「採れたて、美味しい、新鮮、安い」といったイメージが消費者のニーズをしっかりと捉えています。
スーパーマーケット各社でも地元生産者の直売コーナーを設けていますが、直売所や道の駅がもつ「採れたて新鮮安い」といったイメージにはまだ及ばないのではないでしょうか。
来春オープン予定の「あぐりあ」、大型直売所ということで非常に楽しみです。
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